イザナギとイザナミの「神生み」

火に焼かれるイザナミ

十七柱の神生み

国生みの後、イザナギとイザナミは大八島(おおやしま)に住むき十七柱(とうあまりななはしら)の次のような神々を生みます。

住居に関わる七柱の神
岩、土、砂、風などの神

海や河など水に関わる三柱の神
海の神オオワタツミノカミ(大綿津見神)、河口の神ハヤアキツヒコノカミ(速秋津日子神)、河口の女神ハヤアキツヒメノカミ(速秋津比売神)。
子の神ハヤアキツヒコとハヤアキツヒメが泡と水面などに関する七柱の神を生みました。

大地に関わる四柱の神
山の神オオヤマツミノカミ(大山津見神)、野の神カヤノヒメノカミ(鹿屋野比売神)別名ノヅチノカミ(野推神)、風の神、水の神。
子の山の神オオヤマツミとの野の神カヤノヒメが山頂、霧、渓谷など山野に関する八柱の神を生みました。

最後に、船、食物、火の生産に関わる三柱の神
船の神アメノトリフネノカミ(天鳥船神)、穀物の神オオゲツヒメノカミ(大宜都比売神)、ヒノカグツチノカミ(火之迦具土神)

イザナミの死と埋葬

イザナミはヒノカグツチノカミを生んだ時、イザナミは御陰(みほと – 女性器)に重い火傷を負いました。それでも、イザナミの神生み(鉱山の二柱の神と水と生成の二柱の神)は続きした。この中の生成の神ワクムスヒノカミから、アマテラスの食事を司る穀物の神トヨウケヒメノカミが生まれます。このトヨウケヒメは、伊勢神宮の豊受大神宮(外宮)の祭神です。

しかし、とうとうイザナミは死んでしまいます。

「愛するイザナミの命を、たった一人の子(カグツチ)の命とかえるとは思いもしなかった」

イザナギは、イザナミの枕元につっぷして嘆き、涙を流します。この涙から香具山の泉の神ナキサワメが成りました。
イザナギは、出雲国(島根県)と伯伎国(ははきのくに – 鳥取県)の境にある比婆の山にイザナミの亡骸を埋葬しました。しかし、イザナギの悲しみは癒えません。

豊受大神宮(外宮)伊勢神宮:豊受大神宮(外宮)の正宮。中には一般の人は入れません。

イザナミ、カグツチの首を切る。

ついに、イザナギの悲しみは怒りに変わり、十拳剣(とつかのつるぎ)を手に取ると、カグツチの首をはねました。

剣の切っ先についた血が岩にに飛び散り、イワサクノカミ、ネサクノカミ、イワツツノオノカミの三柱が成りました。また、剣の根元についた血が岩にに飛び散り、ミカハヤヒノカミ、ヒハヤノカミ、タケミカヅチノカミ(建御雷神)の三柱が成りました。雷と火の神の誕生です。このタケミカヅチノカミは、オオクニヌシの国譲りの際に活躍します。

さらに、剣の柄からイザナギの指の間を通して流れ出た血からも二柱の滝のカミと水のカミが成りました。カグツチの体からも八柱の山津見神が成ります。

十拳剣は、天之尾羽張(アメノオハバリ)とも、伊都之尾羽張(イツノオハバリ)ともいいます。

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